ファイアアゲート 1.01ct VB084
2018年にツーソンで買い付けたファイアアゲートです。
ファイアアゲートは、カルセドニーの一種で本体は茶色の物が多く、虹の輝きを呈するものです。
房状というか粒状の虹色の塊が見えるので、顕微鏡でみるとちょっと不気味な物が多く、鑑別の勉強をしている時は、顕微鏡検査をする度にちょっと嫌かもと思っていました。
アリゾナ・ツーソンジェムショーで出会ったこのファイアアゲートは、地元のおじいちゃんが長年かけて集めたルースだと言っていて、褐色の地色に現れる虹色にオレンジから赤の虹色だけでなく、グリーンから青みがかった虹が見えて、ちょっと珍しいなと思って買い付けました。
写真だけでは、魅力的な虹色すべてを表現しきれていないのですが、とても魅力的なアゲートです。
1.01ct 7.9ミリ×6.7ミリ